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 (株)富士経済、先端パワーシステムの世界市場を予測

発表日:2010.10.29


  (株)富士経済は、身の回りにある未利用エネルギーを活用し、環境負荷が少なく、今後普及が期待される主要な先端パワー(発電・蓄電・給電・変換)システムの世界市場を調査・分析し、その結果を、報告書「発電・蓄電・給電・変換先端新技術の将来展望 2010」にまとめた。この報告書では、発電分野13品目、蓄電分野2品目、給電分野7品目、変換分野1品目、合計4分野23品目の主要先端パワーシステムの世界市場について将来を予測。注目市場における2030年予測として、太陽熱発電システムが8兆円、波力発電システムが3,600億円、磁界共鳴給電システムが2,240億円、有機薄膜太陽電池(OPV)システムが144億円、振動発電システムが75億円の市場規模になると予測している。また、蓄電分野では、NAS電池が世界的に普及する風力発電の電力安定化に利用され、電力貯蔵用電池として大きく成長し、変換分野では、電気自動車(EV)用充電システムが、世界的なEVの普及拡大に伴って大きく成長する見込みという。

情報源 (株)富士経済 プレスリリース(PDF)
機関 (株)富士経済
分野 地球環境
キーワード 未利用エネルギー | 電気自動車 | NAS電池 | EV | 太陽電池 | 電力貯蔵 | 富士経済 | 太陽熱発電 | 波力発電 | 磁界共鳴給電
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