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環境省と（独）国立環境研究所、生態毒性予測システム「KATE（ケイト）」を公開
発表日：2008.01.31
環境省と（独）国立環境研究所は、同研究所が開発した生態毒性予測システム（通称：KATE（ケイト））のWeb試用版を公開した。これにより、同システムが化学物質管理に携わる関係者に広く利用可能となり、例えば、化学物質を取扱う事業者が、生態への毒性影響が明らかでない化学物質について予測を行うことで、当該物質の適切な取扱いや管理方策を検討する際の参考情報として利用できる。KATEは、生態毒性QSAR（定量的構造活性相関）モデルの１つであり、化学物質の構造式等を入力することにより、魚類急性毒性試験の半数致死濃度や、ミジンコ遊泳阻害試験の半数影響濃度を予測することができる。KATEの構築にあたっては、環境省が実施した生態毒性試験結果及び米国環境保護庁（EPA）のデータベースにおける魚類急性毒性試験結果が参照データとして用いられている。
