環境省は、宮城県仙台市において「福島、その先の環境へ。」対話フォーラムを開催する(開催日:令和5年3月18日、於:仙台国際センター(オンライン併用)、参加費:無料)。同省では、国の責務である福島県内除去土壌等の県外最終処分の実現に向けた全国での理解醸成活動を令和3年度より強化している。この取組の一環として、福島県内除去土壌等の減容・再生利用の必要性・安全性等に関する対話集会を全国各地で、これまでに7回開催してきた。今回、第8回目となる対話フォーラムを開催する。東京電力福島第一原子力発電所事故後、福島県内の除染作業により発生した除去土壌等は、県外最終処分されるまでの間、福島県双葉郡大熊町・双葉町に立地する中間貯蔵施設で、集中的に管理・保管されている。対話フォーラムでは、2044年度末までの県外最終処分の実現に向け、再生利用の必要性・安全性や実証事業の取組状況等を説明する。また、一般から寄せられた質問や意見について、参加者と登壇者で一緒に考え、意見交換する対話セッションを実施し、当日参加者からの質問や意見を受け付ける機会を設けるという。