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 京セラ(株)、太陽電池モジュールが性能品質テスト「長期連続試験」の認証を取得

発表日:2011.01.21


  京セラ(株)は、太陽電池に関する総合的な性能品質テスト「長期連続試験」において、同社の多結晶シリコン型太陽電池モジュールが世界で初めて認証されたと発表した。この試験は、製品の安全と品質に関する世界有数の第三者認証機関であるテュフ ラインランド ジャパン(本社:ドイツ)が実施するもので、一般的な国際基準であるIEC(国際電気標準会議)よりもさらに厳しい条件下で、約1年間にわたり試験が行われる。同試験では、より自然環境に近い状態で検証できるよう、一枚のモジュールを使って「高温高湿」、「温度サイクル」、「結露凍結」、「バイパスダイオード」の4項目の試験を連続的に実施し、各段階の終了ごとに出力性能を測定する。今回、同社製品は、4項目の全てで認証基準をクリアした。同社では、シリコン原料の鋳造から太陽電池セルの製造組み立てまで、全工程を自社内で完結する一貫生産により、性能や品質にこだわった太陽電池の製造を行ってきており、今回の認証が、同社製品の信頼性を裏付ける一つの事例になるとしている。

情報源 京セラ(株) ニュースリリース
機関 京セラ(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽電池 | 京セラ | シリコン | 多結晶 | モジュール | 品質 | テュフ ラインランド ジャパン | 長期連続試験 | 出力性能 | IEC
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