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 昭和電工(株)、川崎製造所における温室効果ガス分解処理設備の設置を決定

発表日:2008.06.02


  昭和電工(株)は、同社の川崎製造所(川崎市)に温室効果ガス分解処理設備を設置することを決定した(運転開始予定:2009年3月)。これは、同社グループにおける温室効果ガス削減の取り組みの一環。これまでも同製造所では、温室効果ガスであるPFCガスやHFCガスの製造・充填工程における排出削減を進めており、今回は、さらに徹底した削減を行うために、排出ガスを捕集し、回収及び燃焼分解する設備を追加設置する。これにより、同製造所で排出されるPFCガスやHFCガスのほぼ全量を削減することが可能となり、さらに分解処理設備で回収されるフッ素化合物の大部分を化学原料として再び有効活用することができる。この結果、同社グループは、排出権を購入することなく、京都議定書で定められた温室効果ガスの6%削減目標(2008年度~2012年度の5年間平均)を達成することが確実となるという。

情報源 昭和電工(株) ニュースリリース
機関 昭和電工(株)
分野 地球環境
キーワード 温室効果ガス | 昭和電工 | 京都議定書 | 川崎製造所 | HFC | PFC | 分解 | フッ素化合物
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