フィジーやマーシャル諸島等の太平洋小島嶼国9か国は、2020年までに高効率で環境に良い照明への移行を目指した「太平洋高効率照明戦略(PELS)」の有効性を確認するワークショップを実施する。これは、UNEPの協力の下、太平洋共同体(SPC)によって進められている同戦略の地域協議の一つで、温室効果ガスの排出削減および石油依存の低減、生活向上を目指した同戦略を具体的に実施していく施策の検証を目的としている。戦略が実施されれば、2030年までに同地域の照明用電力消費量を年間36%、17億ドルを削減でき、さらに温室効果ガスは460万トン削減できるという。UNEPアジア太平洋事務所のルイス次長は、この戦略は2014年に小島嶼開発途上国での持続可能なエネルギーを呼びかけた「小島嶼開発途上国行動モダリティ推進の道(SAMOA Pathway)」に貢献すると同時に、国連持続可能な開発目標の達成に向けた太平洋諸国のリーダーシップを示すものであるとして期待している。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
---|---|
国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 温室効果ガス | 照明 | 国連環境計画 | UNEP | 太平洋 | 排出削減 | 電力消費量 | 島嶼 | フィジー | マーシャル諸島 |
関連ニュース |
|