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 スウェーデン、輸送と産業からのGHG排出削減措置を決定

発表日:2017.12.21


  スウェーデン政府は、2045年までに温室効果ガス(GHG)排出を正味ゼロにするため、2018年度予算で提案した、電気自動車自宅充電助成金や産業グリーン化助成金、国際協力への投資の実施を決定した。輸送部門は同国のGHG排出の3分の1を占めており、電気自動車の普及を促進する必要がある。電気自動車自宅充電助成金は、自宅に電気自動車充電設備を設置する際、充電器、配線などの費用を1万スウェーデンクローナ(SEK、約13万6,000円)を上限とし、50%まで補助する(2018年1月1日以降に設置される充電設備に適用)。また、産業グリーン化助成金は、同国のGHG排出の3分の1を占める産業からの排出削減のため、未実証技術を含む技術移行に2040年まで年3億SEK(約40億8,000万円)投資する。さらに、中所得国の排出削減を支援するため、気候行動の国際協力に3,000万SEK(約4億800万円)の追加投資を決定し、2018年の投資額は計2億3,500万SEK(約31億9,600万円)となった。

情報源 スウェーデン環境・エネルギー省 プレスリリース
国・地域 スウェーデン
機関 スウェーデン環境・エネルギー省
分野 地球環境 環境総合
キーワード 電気自動車 | 温室効果ガス | グリーン化 | 排出削減 | 充電設備 | 輸送 | 産業 | GHG | 気候行動 | スウェーデン環境・エネルギー省
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