アメリカ環境保護庁、トリクロロエチレンの最終健康評価を統合リスク情報システムに公開

発表日:2011.09.28

アメリカ環境保護庁(EPA)は、最新の科学的知見に基づいた化学物質の健康評価を提供するデータベース「統合リスク情報システム」(IRIS)に、トリクロロエチレン(TCE)の最終健康評価を公開した。TCEは人間に対し発がん性、及びその他健康上の有害性があると評価された。TCEは人工的に作られた揮発性化学物質で、塩素系溶剤として広く使われている。EPAではすでにTCEに関して、飲料水基準や、米国内のスーパーファンド地区(汚染土壌の浄化指定地区)における浄化基準を設けているものの、汚染された地下水や土壌の上に位置する建物内に、気化したTCEが侵入することが深刻な問題となっている。今後、今回の評価で報告されたTCEの各種毒性値は、1)スーパーファンド地区における浄化方法の確立、2)気化したTCEの侵入リスクの把握、3)飲料水に含まれる発がん性の揮発性有機化合物としてEPAが規定するTCE最大許容汚染濃度の修正、4)大気浄化法における有害大気汚染物質としてのTCE排出規制基準の策定、において勘案される。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース 
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 健康・化学物質
キーワード トリクロロエチレン | 揮発性有機化合物 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 汚染土壌 | 発がん性 | 健康リスク | IRIS | TCE | スーパーファンド
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