福島県は、「福島県次世代自動車充電インフラ整備ビジョン」を策定したと発表した。同ビジョンは、電気自動車等の普及促進と利用者の利便性の向上を図るとともに、環境負荷や二酸化炭素排出量の低減を促進するために策定したもの。基本的な基盤整備の考え方として、1)県内のどこの市町村でも確実に充電が行えるように、各市町村単位で最低でも1箇所は充電設備を設置すること、2)多くの利用者が目的地として利用する箇所(観光地、集客施設等)、及び3)幹線道路等における利用者の中長距離の安定的運行を確保するために必要な箇所への設置、を進めることとした。設置箇所数は、1)187箇所、2)29箇所、3)228箇所の合計444箇所。また、同ビジョンに適合する公共性を有する充電設備を整備する場合、経済産業省の「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の「第1の事業」に該当するものとして、充電設備機器費及び設置工事費の3分の2の補助を受けることができるという。