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 戸田工業と独BASF、日本でリチウムイオン電池用正極材の合弁会社を設立

発表日:2014.10.30


  戸田工業(株)とドイツのBASFは、日本を拠点にリチウムイオン電池用正極材を展開する合弁会社を設立することで合意したと発表した。戸田工業は、金属酸化物の湿式合成技術を基盤とし、リチウムイオン電池正極材、顔料・トナーなどの各種着色材料、磁性体粉末材料・フェライト材料などの磁性体の多様な商品を製造している。一方、BASFは、世界をリードする化学会社として、経済的な成功、社会的責任、そして環境保護を同時に実現している。今回設立する合弁会社「BASF戸田バッテリーマテリアルズ合同会社」は、それぞれの正極材ビジネス、知的財産権、日本における製造設備・拠点などを結集するもの。日本において、車載用・民生用・定置用のリチウムイオン電池に使用されている、NCA(ニッケル系正極材)、LMO(マンガン系正極材)、NCM(三元系正極材)といった様々な正極材料の研究開発、製造、マーケティング、販売に注力する。なお、合弁会社は、2015年2月に合弁事業契約の実行および製造活動を開始する予定という。

情報源 戸田工業(株) ニュースリリース(PDF)
BASFジャパン(株) ニュース
機関 戸田工業(株) BASFジャパン(株)
分野 地球環境
キーワード リチウムイオン電池 | BASF | 合弁会社 | 正極材 | 戸田工業
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