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 三菱樹脂(株)、業務用食品包装ラップの金属刃を植物由来プラスチック製に変更

発表日:2012.02.07


  三菱樹脂(株)は、業務用食品包装ラップの金属刃を、植物由来プラスチックであるポリ乳酸(PLA)を主原料とした刃(エコ刃)に切り替え、2012年2月上旬から本格発売を開始すると発表した。PLAは、トウモロコシなどの植物のでんぷんから得られるL-乳酸から合成されるバイオマスポリマー。植物原料であるため、化石資源の使用量の縮減につながることや、二酸化炭素の排出抑制に貢献できる。同社では今回、業務用食品包装ラップとしては初めて、PLAを90%以上用いたエコ刃を採用した。エコ刃は、金属刃と同程度の切れ味で、かつ分別廃棄時の刃の取り外しが容易である。また、箱の水濡れや外部衝撃など厳しい環境下で使用される業務用とするため、刃と箱の接着強度を高めることで、刃が剥がれにくくした。同社では、今後も、環境配慮型の包装資材の積極的な開発・商品化に取り組んでいくという。

情報源 三菱樹脂(株) ニュースリリース
機関 三菱樹脂(株)(現:三菱ケミカル(株))
分野 地球環境
キーワード バイオマスプラスチック | 二酸化炭素 | ポリ乳酸 | 三菱樹脂 | トウモロコシ | 植物 | 環境配慮型 | PLA | 包装 | 化石資源
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