CSOフォーラム2022(主催:認定NPO法人大阪NPOセンター、後援:大阪産業局、大阪商工会議所、SDGs支援機構)の最終選考会が開催され、グランプリ(GP)に(株)ロスゼロが取組む『もったいない食べ物を活かして食品ロスを減らすプラットフォーム「ロスゼロ」』が輝いた。ロスゼロは2018年に事業を開始し、もったいない食品を活かす『フードシェアリング』事業を通して、食品ロスの削減に取り組んでいる。食品製造や流通段階で行き場を失った余剰・規格外食品を消費者に直接つなぐEC(BtoC)事業の他、令和3年11月からは、サブスクリプションサービス『ロスゼロ不定期便』をローンチ。余剰になったチョコレートの原材料や規格外の果物を掛け合わせた「Re:Youチョコレート」なども手掛ける。令和4年は「新語・流行語大賞」トップ10に「てまえどり」が選出されるなど、食品ロス対策に注目が集まった1年。年間522万トンの食品ロスが発生しており社会課題となっている。今回、97件の応募の中から課題解決力・実績・広がりを兼ね備えた既存事業として同社の事業が選出された。賞金100万円が贈られるという。