分類
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技術名
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生態系の監視・保全
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- リモートセンシング
- リモートセンシングとは、人工衛星や航空機などに搭載したセンサー(測定器)を用いて、対象物に触れることなく、物体が反射・放射する電磁波を遠隔から計測することにより、物体の形状や性質などを識別する技術である。
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- テレメトリ
- テレメトリとは、野生動物の身体に発信機を装着し、地上のアンテナや人工衛星などとの間で送受信される電波の情報から動物の移動を追跡する技術である。
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- 環境試料保存
- 環境問題が起きてしまうと、問題が起きる前の状況や問題が進行する過程を把握することは困難です。環境試料を保存しておくことで、過去の環境の再現や問題のメカニズムの研究など様々な研究への利用を可能にします。
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- バラスト水処理技術
- バラスト水処理技術とは、大型船舶が航行時のバランスをとるために船内に貯留する海水(バラスト水)に対して、混入している水生生物等の分離・除去、殺滅などを行う技術のことをいう。
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- 生態系の環境アセスメント
- 開発事業と環境保全の両者を実現するために生まれた環境アセスメントの現状と、生態系のアセスメント技術の考え方を整理しました。
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- サンゴ礁保全対策
- 世界中でサンゴ礁の衰退が懸念されています。サンゴ礁の役割、被害状況とその原因などとともに、サンゴ礁保全に向けたさまざまな取り組みをまとめました。
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- バイオロギング
- 野生動物に行動記録計(データロガー)やGPS装置などの機器をとりつけ、動物自身の生態や周囲の環境情報などを記録する手法をバイオロギング(あるいはテレメトリ、バイオテレメトリ)と言います。1960年代に大型哺乳類の行動を把握するために導入されましたが、近年では鳥類や魚類などの多様な動物を対象とする技術も確立され、それらの行動は元より生態・生理の解明にも貢献しています。こうしたバイオロギング技術の現状について、センサーの用途や種類、導入事例などを交えて基礎的な情報を紹介します。
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環境創造
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- ヒートアイランド対策技術
- 都市部の気温が郊外よりも高くなるヒートアイランド現象により、さまざまな弊害やリスクが生まれています。ここでは、人工排熱の低減や地表面被覆の改善、都市形態の改善をはじめとするヒートアイランド対策技術を紹介します。
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- 屋上緑化・壁面緑化
- ヒートアイランド対策や都市空間の美化演出などを目的として、建造物の屋上緑化・壁面緑化を推進する動きが続いています。ここでは、屋上・壁面緑化の現状や、効果と課題、参考にすべき優良事例などを紹介します。
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- ビオトープ
- 本来その地域にすむ生物が生息できる空間、ビオトープ。ドイツ発のこの動きは日本にも広がり、国や自治体、学校、NPO/NGO、企業によるさまざまな取り組みがあります。ビオトープ普及の現状と関連技術を紹介します。
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- 自然再生技術
- 自然再生技術とは、近年失われてきた自然や生態系の健全性を積極的に回復させる事業(自然再生事業)に適用される土木工学、生態工学などの技術の総称を指す。
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流域圏保全、その他
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- 流域管理・保全
- 流域管理とは、河川の流れる地域全体に対して、当該地域内での水循環を健全な状態に保つための各種技術および施策のことである。
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- 多自然川づくり
- 多自然川づくりとは、河川が本来有している生物の生息環境や多様な景観を保全・創出し、治水・利水機能と環境機能を両立させた河川管理を行うことをいう。
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- 山岳トイレ
- 山岳トイレとは、山岳地域の休憩・宿泊施設向けのし尿処理設備であり、一般的なし尿処理と異なり、原則として洗浄水やし尿処理水を公共用水域に放流・排水しない「非放流型」であるという特徴がある。
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- 砂漠緑化
- 砂漠緑化とは、砂漠化した土地に植生を回復するために用いられる手法の総称であり、主に利用される技術としては、砂防・植栽技術、水・土壌管理技術、耐乾性・耐塩性植物の育種技術などがある。
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- 油汚染対策技術
- 油汚染対策技術とは、油による海洋・河川等の汚濁を防止あるいは処理するために用いられる技術のことで、油分流出防止技術と、流出油処理技術がある。
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