水・土壌環境

分類 技術名
排水処理技術
水処理膜
水処理膜とは、μm〜nm(10-6〜10-9m)規模の細孔を有する水処理用の特殊な膜で、水の中から細孔を通り抜けることのできない不純物を除去する膜の総称である。
水質監視(管理)
水質監視とは、ある決まった地点または装置において、水質を測定し記録する体制および方法のことである。同様の意味で水質管理という用語が使用されることがあるが、水質管理という場合は水処理操作を含めて指す場合が多い。
小規模排水処理技術
わが国の水域における一層の水質改善を図るため、小規模な事業場における排水処理技術の積極的な導入・利用が期待されています。今回は、小規模排水処理技術の現状を紹介します。
水域浄化
水域浄化とは、水質が悪化している河川、湖沼、海域などの水域において、汚染物質の除去等を行うことにより、水質の向上や生物生息環境の改善を図る技術のことである。
下水道
下水道は、汚水や雨水を流す下水管路網と、下水管路網で集めた下水を処理して環境へと戻す下水処理場とで構成されます。ここでは、下水処理場での二次処理を中心に下水処理技術の概要や動向などを紹介します。
雨水・再生水利用
雨水・再生水利用とは、雨水貯留や下水処理によって得られた水を、雑用水として水洗トイレ、散水、修景、清掃等の用途(飲用以外)に利用し、水資源の節約、効率的利用を図るものである。
浄化槽
浄化槽は、主として住宅から排出されるし尿と生活雑排水を各戸毎に処理し、一定の水質まで浄化してから放流する設備です。ここでは、浄化槽の特長や処理の仕組み、動向などを紹介します。
湖沼等の水質浄化技術
湖沼水質の改善に向けて、各方面で水質浄化技術の研究・開発が進められています。今回は、湖沼法改正後の取組も含めて、技術開発の動向などを紹介します。
富栄養化対策(発生源対応)
富栄養化対策とは、湖沼や湾などの閉鎖性水域に注ぎ込む河川へ排出される、窒素およびリンを削減する各種技術のことである。窒素およびリンに対して、それぞれ物理化学的方法および生物学的方法が存在するが、下水処理では有機汚濁も同時に削減する必要があるため生物学的方法が採用される事例が多い。
土壌・地下水汚染対策技術
土壌汚染調査
土壌汚染調査とは、土地取引等の際に、その土地の汚染の有無あるいは汚染状況を把握するために行われる調査のことで、方法は土壌汚染対策法施行規則(平成14(2002)年)に規定されており、以下の3段階からなる。
土壌・地下水汚染対策
2003年2月に、市街地の土壌汚染を規制する「土壌汚染対策法」が施行されて以降、土壌や地下水の浄化技術の開発・実用化が急速に進んでいます。ここでは、土壌汚染の現状、土壌汚染の特徴、土壌汚染の影響、土壌汚染対策技術の概要を整理します。
バイオレメディエーション
バイオレメディエーションとは、微生物や植物を利用して、土壌や地下水の汚染を修復(remediate)する技術であり、1970年代に米国で石油の分解に微生物を利用したのが始まりである。